【夫婦】わかってもらえない心理
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ありがとうございます
こんにちは
京都・長岡京市で
自己否定、対人恐怖の悩み
問題を解決しています
心理セラピスト橋屋かなこです
本日は【夫婦】のお悩みについて
子育てのお悩みも多いのですが
家族の中心はやっぱり夫婦関係が
核になっていますので夫婦問題に
自分が向かい合うという事で
根深い悩みが紐解ける事
はとても多いのです
私自身も心理セラピーを通じて
自分と向き合うことで
夫婦関係が変わったひとりです
でも違う人間同士なので
時々意見がぶつかる事は勿論あります
好きな所も嫌いな所もあります
お互いにそうですよね
夫婦不仲や喧嘩が長引く時
一番厄介になるのがお互いに
自分の心のシャッターを
完全に下ろす時。これ長引きます
お互いに話をし合うという事を
諦める、辞める、理由は
分かってもらえない
お互いに理解し合う努力をせず
お互いに引かない。話をしない
やりとりは業務的になって
言葉も攻撃的で否定的
目線や態度で相手にぶつけ
シャッターを固く固く下ろす
見てる子供は地獄です
分かってもらえないと表面上は
諦めテイストですが
もう一段深いところでは
アンタが変わってよ
お前が変われよと全然諦めない合戦
一体何を分かって欲しいのか?
分かってもらった後相手が
どうしてくれたら満足するのか?
そう聞かれると
???となったり相手が自分の
思う通りに変わってくれたら満足
という事を望みがちですが叶いません
そしてほとんどの場合
本当に伝えたい事は言っていません
家の事も子供の事も
自分だけが頑張っている!
手伝ってよ!自分だってしんどい!
自分だって不安!自分だって怖い!など
本当に言いたい言葉は
助けてよ、、、寂しい、、、
そして気持ちが出てきた後
そんな事言ったら負けた気がする
どちらが強いかどちらが正しいか
負けたくない認めたくない
また自分が折れるのは嫌
あやまってよ!!
またこの気持ち、、、あれ?
これは過去に自分の親にも
感じてきた我慢してきた気持ちと
同じでは?、、、、、。
そうなんです。この気持ち、
相手に対する気持ちだけではないんです
これを投影と言います
投影が起きるのは自分の抑圧している
感情や感覚がぎっしりあるからです
分かってもらえない悲しみや孤独感
助けてもらえない不安や恐怖
重なる嘘や裏切りからの不信感
今度こそと期待した親へ期待と
自分自身へのの絶望感
辛かったしきつかったですよね
そんな抑圧した自分の感情の蓋を
開ける事って怖いんです、、、
自分の恐れから自分が逃げたい
自分の恐れを相手に隠したい
恐れから自分を守ろうとする時
恐れから逃げようとする時
人は攻撃的になったり
自分の方が正しいと証明したり
正当化したり
力わざに出ようとします
家の中の戦争です
恐れを感じそうになる時意識は
外側にむこうとします。なので
本音からどんどん遠ざかる
親に対する我慢してきた気持ち
親に対する諦めてきた気持ち
親に対して謝って欲しい気持ち
親に対して分かって欲しかった気持ち
もう過去のはずなのに
心の中の感情と感覚は過去の
親親親親親親親親
親でいっぱい、、、、
これを執着と言います
これを未完了とも言います
この思いが未完了で自分では
消化しきれないし
夫はわかってくれないし
そうなると今度は
なんでも聞いてくれる子供に
ママの事わかってよ!と怒ったり
垂れ流したり、外側に埋めてもらう
という行為のループが始まっていきます
こうやって親子共依存
子供が親の精神的お世話を引き受け
させられるという親子の役割逆転
が始まっていきます
2回目ですが子供は地獄です
きっとご自身も地獄のような
体験をしてきませんでしたか?
これ、目の前の人を通して
自分の中で起きている事です
そして目の前の夫や妻そして
子供は自分の親ではないのです
貴方のぽっかりあいた穴を
埋めるための人ではないのです
だから相手ではなくて
自分が自分と向き合っていくんです
そして自分が解決していくのです
解決できるのは世界でただ1人
自分だけなのです
セラピーはそのお手伝いです
執着を抱えたままだと未来に向かって
話ができず過去ばかりのフォーカスに
なっていくのも特徴です
なので現在地に立って
自分の本音を勇気を持って話たり
丁寧に話す事が大事かと思います
そのためにセラピーを役立てて
もらえると良いかと思います
そして夫婦はこれから
今ここから、未来に向かって
貴方と私、どうしていきたいか?
どうしていこうか?
現在地での会話が必要です
そしてその前に
もっと大事な事は
自分が自分を分かってあげる事
自分の見たくない認めたくない
感情や感覚、自分の隠したい気持ち
弱みを見せれない気持ちかもしれません
ねじ伏せたくなるような
支配的な感覚かもしれません
殺意的や狂気的な怒りだったり
敗北感や惨めさだったり
自分の弱さや失敗など
恐怖や孤独、不安だけでなく
隠しておきたい行き場のない気持ちばかり
そんな気持ちたちが自分に対して
分かってもらえないと訴えている
自分の中の受け入れ難い自分
自分の弱さやダメな嫌いな自分
否定したい気持ちや許せない自分を
自分が許し受け入れていくと
相手の弱さやダメな部分への
批判やジャッジの感覚が緩くなって
人を前からだけでなく側面的に
見えるように感じるようになります
相手ではなく自分の中の感覚、反応が
変わっていく事で以前引っかかっていた
所が自然と柔らかくなっていくんです
その上でさらに自己対話しないと
本当の本音や望みって出て来ない
その気持ちを持って
これからどうしていくかを相手と
話していくと未来に向かっての
話ができると思います
過去の自分の気持ちを相手に
ぶつけるだけでは進んでいかない
家族を運営していく時に
夫婦での本音の話あいや協力は必須です
セラピーがもっと身近なものに
なって欲しいなといつも思います
それではまた!
6月の個人セッション・カウンセリング