届かないSOS

いきなりですが
世の中にはいろんな人がいます

心の優しい人、面白い人
意地悪な人、残虐な人

世の中はキラキラいい人だけではなく
人を利用したり悪事に依存している人も
いろんな人がいるのが事実です

まず、この事実がある事を前提として
今日は綴って行きますね

キラキラお花畑にいながら
この話は無理なのです

[st-kaiwa1]みなさんこんにちは
京都・大阪
リトリーブサイコセラピー
セラピスト@カナコです
[/st-kaiwa1]

今日はトラウマのお話です

日常でこんな感覚はありませんか
[st-kaiwa2]
・漠然と気持ち悪い感覚がある
・何も感じない、感動しない(失感情)
・話の最後は全部諦めで終わる
・人を前にすると言葉が出ない
(ニコニコ笑う事はできる)
・生きる世界が漠然と悲しい
・異性が異常に嫌い
(逆に異常に求める)
・死ねばいいのにと心の声が湧き上がる
[/st-kaiwa2]

自分で辛い体験の記憶が認識できても
できなくてもこんな感覚がある場合
改善できるトラウマが
あるかもしれません

例えば幼少期
自分の親に殴られたり
自分の兄弟に暴行を受けたり
大人が子どもを異常な眼差しで
接触したり
自分の親に性的虐待を受けたり
兄弟や親戚や近所の人に
性的な悪戯や慢性的な性的虐待
にあった

そんな時は
何が起こっているか理解するのに
時間がたくさんかかります

こういう体験時は自分の感情を
感じてはいられない

麻酔なしで切り刻まれている
ようなものであって
人間には無理なんです

なので解離したり気を失ったり
する機能が生き残るために
エアバックのように働きます

その体験だけでも死に匹敵する
恐怖ですが
命からがら逃げられたとしても

一人で抱え込むには到底無理な
事件や感覚は子どもが一人で
背負うのはさらに無理な話であって

子どもが例えば信頼を寄せる
お母さんに先生に知り合いに
助けを求めた時

聞いた方がびっくりして
どうしていいかわからない
もしくはありえない、まさか、
と第三者がかき消してしまう
という事が多いにあるのです

痛みを伴う辛い体験を
誰かに話した時

事実を信じてもらえない
事実を相手に拒否される

これがトラウマをさらに 深く
分厚くもう二度と出てこない ように
暗闇の底へ沈めていきます

深いトラウマというのは
日々の生活の中であまり認識
できません

だけど、信頼している相手に
助けを求めた相手に
信じてもらえない、事実を拒否
される体験をしてしまうと自分の
痛みがなかった世界が出来上がるのです

どんな気持ちになると思いますか?
想像してみてくだいさい。。。

力が抜けて
号泣の涙を流しても
どこにも届かず
そのうち涙が止まって
目の奥が閉じていく

特に母親にわかってもらえない
信じてもらえないっていうのは
その先の人生は生き地獄で
死んだ方がマシなような感覚

それでも生きていくためには
「自分がおかしい」 と
自分で自分にナイフを向ける

そんな子どもたちの生きる前提は
自分殺しで当たりまえ
それならこの世で生きていける
勇逸の生きる生存方法なわけです

自分を殺してないと
自分を歪めてないと

世界が崩れ落ちる
同時に自分も死ぬ

そんな感覚なわけです

いちど信じてもらえなかった
痛くてあまりにも深い悲しみは
もう二度と助けを求めない

叫んではいけないと
自分を強く禁じます


そして大人になると

ある日突然死への欲求や衝動が
襲ってきたり

幸せや喜び、感動する感情や感覚を
一切感じない

自分にも外側にも どこからか
「死ねばいいのに」
という声が響きわたる

漠然とした不安や不快が
自分のデフォルトとなり

絶望の永遠性の中で生きていると
死への欲求や衝動に
押し潰されてしまう事もあるのです

その前にカウンセリングや
セラピーに出会う事ができれば
いいのですが

深い悲しみを持った人ほど
自分がよくなっていく事に
欲求が出てきません

自分を殺していれば
生存方法があるわけですから

自分を殺さなくなったら
生存方法がないと

潜在意識や体の感覚が
叫んでしまうのです

なので、大人や対人援助職の人程
事実を見る力がどれだけあるか
が問われてきます

そのためにできる事は
自分が自分の事実から目を逸らさず
根気良く自分に向き合っていく

自分の事実を見れない大人が
どうやって他者の事実を見れるのか

自分に対してすぐに諦めてしまう人が
どうやって他者の回復に根気を注げるのか
と私は思います

人によって得た痛みは
人によってまた回復が可能です

自分との繋がり方や扱い方が
人との繋がり方や扱い方になります

セラピーは心をあつかいます
それは同時に命を扱う事なのです

そして 過去に
誰にも信じてもらえなかったとしても
わかってくれる人は別に必ずいます
ずっと一人なんて事は絶対にないので

そんな人ほど、全国にある
リトリーブサイコセラピー を
尋ねてみて欲しいなと思います

それではまた!

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2020年08月27日 | Posted in 心理, 愛着, 虐待, トラウマ, ネグレクト | タグ: , , , Comments Closed 

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