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いい人と心理的虐待

いきなりですがいい人は腹黒です
聞き分けのいい人はもっと腹黒です

いいお父さんお母さん
いい夫や奥さん
いい人いい子いい彼女

というのは自分が子育てをした時に
虐待に走りやすい傾向があります

この記事ではいい人をやめると
心は平和になる仕組みを書いています


みなさんこんにちは
京都・大阪
リトリーブサイコセラピー
セラピスト@奏古です


世間では犯罪者になると
極悪の写真をピックアップされ
虐待や暴力をいかにもやりそう!
というショットばかり使われますが

1番身近で起きる虐待や暴力は
いい人、という仮面をもった人が
最も多いのです

 いい人というのは相手に好かれたいので
その場、その場で相手に合わせるのが得意です

その場にいる人の
力関係が働くキーマンの未定も早く
強い権力や人脈をもつ人など
過半数や大きなものには上手に巻かれます

つまり基本的に、自分の本当の気持ちは隠し
相手に合わせ、相手の下に入ったり
相手の上にたったりしながら
その場を立ち振る舞うのです

もし、自分の両親が外ではいい人なのに
家の中が本当は居心地が悪いと感じていた人は
こんな感覚があるかもしれません


・得体の知れない焦りが強い
・気がついたら容赦なく子を思いっきり叩いてしまう
・怒りの衝動が家では抑えられない
・子供をいい子できる子にしたい
・多くの人に好かれたいみんなに愛されたい


暴力があってもなくても
心理的虐待をうけて育ったひとは
悩み事が発生した場合
こんな感覚も一緒に紐付いていたりします

いい人ははけ口がないと生きられない

自分の本音を隠して生きる人というのは
本音をだす吐口が必要なのです

その吐口の手段というのが
事実的な暴力ではなくても
心理的暴力という吐口は

当たり前に もはや常識的に多いのです

親の望む人を演じる

はけ口というのは一方通行で
相手の望む事を受け入れている状態をさします

例えばこんな幼少期
こんな受け入れを あなたはしませんでしたか?

・機嫌の悪い親に逆らえなかった
・理解できないまま暴言を聞いていた
・どんなに話しても結局親の納得する事 以外は叶わなかった
・正論や正当性で言いくるめられていた
・やりたくない習い事をずっとしていた
・親と同じ事を言えば愛された
・わからない事を聞いてもわからないまましたがっていた

例えばこんな親子関係が日常だと
子どもは親のいう事は 絶対で

従わないと家から追い出される
家族にハミゴにされる恐怖をいだきます

反対に従う事で
追い出されずにすむ 安堵感や
ハミゴにされない安心感を得ます

これが恐怖による支配で得るもの
という二時利得というものなんですが

これは従わないと生きられない
従っていたら生きられる

という子どもの矛盾した苦しみ になるのです

止められないから怒りや恨みが倍増

この設定はのちに苦しみを
どんどん強化させてしまいます

嫌なのに辞められない
やめたいのにやめられない
という複雑な洗脳にかかるのです

ダブルバインドhttps://youtu.be/a_9gqxruygY

いい人は爆発的な怒りや恨みを抑圧している

冒頭にも書きましたがいい人は
自分を殺して相手の望む姿を 演じているのです

子どもも同じです
自分を殺して親の望む自分を
演じているのです

幼い頃に自分の主張や嫌な気持ちを
尊重されず絶対だめ!
やったら死ぬぞ!

というメッセージを受け取り続けると
暴力は受けていなくても
心理的虐待に十二分に入るのです

それを教育や愛情という名で語ろうと
事実上は子供を支配する親なのです

怒りの感情の取り扱い方https://youtu.be/_WUf50rNSdo

解決に必要な二次利得が手放せない

悩みの解決にはこの二時利得を
幼かったあの頃は必要だったけど
大人になった今は もう必要ではない

と脳内とその出来事に紐付いた感情の
整理と切り離しが必要なのですが

この心理的虐待の圧が強い場合
まずはトラウマの癒しがステップワン。

次に、嫌なのに、やり遂げ続けてこれた
この生き方で得た万能感や有能感も
手放しが必要なのがステップツー。

やりたくない生き方で身についた
有能感は残念ながら
貴方のものではないのです

貴方の手柄や実力ではないのです
全部、従ってくれてありがとう!
私の望む通りになったわ!
という親の有能感やポイントになるのです

本当に必要なものは安心感なのに
有能感や万能感が強すぎて
安心感を積み上げるステップスリー
に手をつける1番困難な砦になるのです

自己否定をますます強める強化行動

このまま続けると、有能感なので
自分の優位性や能力があがっていっている
これが自己肯定間と錯覚してしまい

本当は自己否定をますます強めている
というアンビバレントな状態になってしまい
どうしていいかわからない

しんどいのに、何がしんどいかわからない
という毎日を送ってしまうのです  

まとめ
・いい人は自分を殺しているので怒りや恨みがたまる
・出せない怒りは暴力や心理的支配で発散する
・トリッキーな罠はダブルバインドの解除が必要
・自分を殺して積み上げた有能感は相手が嬉しいだけ
・本当の問題に直面させないと悪化するデメリットがある



いい人というのは人によって意味が違います
善意や好印象だけがいい人ではありません

親が問題児を求めるなら
期待に答えて
問題児を演じるのも親にとっていい人です

分かりやすい暴力よりも
いい人で蓋をされた心理的虐待の方が
圧倒的に多く表面化されにくいのが問題で

表面化させられない生きずらさというのが
自分の首を絞め続けます

いい人は自分が子供を事実上の支配を
している心理的虐待をしているとは

言えません。言ってしまうと
いい人でいられないからです

だけど心の底では自分を否定し
罪悪感をかき消しいつも焦って
苦しいのです

いい人を続けたい人には
続ける選択肢が もちろんあります

でも辞めたい人には辞める選択肢も
もちろんあるのです

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