正義感とドーパミン

いきなりですが
正義感というのは事実を隠せます
正義感というのは相手を攻撃したい時
相手を従わせたい時に使える最も有能な
すり替え道具になっている場合が多いんです

だけど反論してもしてもさらなる炎上で
ぐったり疲れて泣き寝入りしてしまうんですよね

この記事では正義感に振り回されない方法を
書いています

[st-kaiwa1]みなさんこんにちは
京都・大阪
リトリーブサイコセラピー
セラピスト@奏古です[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]

・怒られるのがこわいなあ
・あの人と揉めるのだけは嫌だなぁ
・あの人に言った所で倍返しだしなぁ
・あの人と揉めると周りにまで悪口を言われる
・あの人には完全な敗北感を感じる

[/st-kaiwa2]

正義感を使って相手に攻撃されると
どーしようもない気持ちになるんですよね

社会でも人間関係でも家庭でも
起こっています

なんとも反論しにくく泣き寝入り
モヤモヤした気持ちだけが残る
という体験が多い のではないでしょうか?

正論はエビデンスがはっきり
しているものや

私はこう思う。と個人の意見を述べ
貴方はどう思う?とお互いの意見の
尊重がある上でなら良いと思います

受け入れ難い正論というのは
あなたは間違っている
だからこうしなさいと相手の
意思を持たさない時ですね

これができる状態というのは
支配関係です。はい。

親子関係にも兄弟関係にも
ものすごく多いです

言う事を聞かせたい思うように動かせたい
という強い支配欲と

聞くしかない飲み込むしかない
という受け身の関係性で成り立ってしまいます

支配欲の強い人というのは基本的に
ストレスや怒りが爆発的にたまっているのです

自分の怒りやストレスをぶつけるには
正義感を振りかざす事で安全に
ストレス解消ができるのです

これが子育てにも兄弟喧嘩にも
めいいっぱい組み込まれているのです

正義達成欲求と存在意義

 

人は生まれてから自分の生きる場所
所属する場所というのが必要です

そのはじめての場所というのは
家族という場です

その場でこんなことが起こると
人は自分の居場所すなわち
生息する場所と自分という存在に
安心感が持てません

・親が負けず嫌い
・子どもをバカにする
・他の兄弟や人に負けない様に
 せかしたりしつけをする
・親が支配的に自分の考えを
 押し付ける
・温もりや愛情をもらえない
 親子関係だった
・子どもの気持ちを無視し
 親の納得する事が家のルールだった

このような関わりというのは
基本的に子どもの心を無視して
尊重はされていないので

自分が属する場所と存在そのもの
への 不安定さを抱えます

安心感が乏しく不安定さの方が大きいと
自分よりも同等か少し上や下の存在に
敵意を抱き

自分が生き残るために
こんなことをしていくのです

・自分の方が正当だと証明する
・相手に罰を求める
・大事にされたり愛される人に
 嫉妬や妬みを抱く
・相手に罪悪感を植え付ける

兄弟間でのバトルというのも
安心感が少ないと

たとえ血がつながっていても
恨みや嫉妬といった
根深いもの になっていきます          

正義感と快楽

 安心感が少ないと
生息するための本能に
ドーパミンという物質も
出ることが 研究でわかっています

このドーパミンは快楽
という感覚を持ち合わせるので

お前は間違っている
という気持ちで相手を制裁し

自分は正しいことをしている
と感じることで得られる快感を持ち

制裁している側は
自分が正義であるという思い込みに
疑いはなく 制裁を達成することで

さらに成功体験を積んでいきます

そしてこういう相手に
巻き込まれやすいのが

自分にも場に対する安心感がない
居場所という生息する場が不安定
だったこんな人です

・自己否定がスタンダードな人
・自分の感情や感覚を
 表現するのがNGな人
・自分を殺して居場所を得てきた人
・自分を殺して人とつながってきた人

というのは家族という場の中で
誰かの慰め役やゴミ箱の役割として
のポジションで生きてきたという
事も多く見られます

そういう場合 相手の正義感
という名の いじめでさえも
飲み込んでしまうのです

飲み込むことで生き抜いてきたのです    

安心感の量を増やす

 一言で正義感といっても
いろんな感覚が含まれます
正義感というものに 居場所のなさや
枯渇感の問題が 未解決のまま乗っかると

ドーパミンの量が増えていき
ドーパミンという快楽の感覚は
理性が働かなくなるので
エスカレートしていきます

その時に必要になってくる
ホルモンというのは
セロトニンという安心感の成分です

この安心感の量というのは
性格や人生にまで影響していくのです

まとめ

・正義感を使ってストレス発散や自分の感情をすり替える
・ストレス発散のゴミ箱役をこれからもするかどうか選択する必要がある
・ドーパミンは使い出すと理性が効かなくなるデメリットがある

正義感を使ってストレス発散をしつずける相手は
おそらく変わりません。

心理セラピーは戦略法ではないので
負けてた相手を今度は打ち負かしたい!
という人には向きませんが

攻撃を受け入れない自分を
抜本的に育て直していきたい人には
安心感を育てなおすというのは
自分軸が育っていきとてもいきやすくなります

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2020年04月15日 | Posted in 心理, 愛着, 虐待, ネグレクト | タグ: , , , , , , Comments Closed 

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